2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第16章(前半)

ハリーは50年前が犠牲者は嘆きのマートルではないかと気づき、ロンに話す。 確かめに行きたいが、犠牲者が何人も出た現在、生徒の勝手な行動は許されない。ひとつの授業が終わって次の授業のために移動する時でさえ、教師の誰かが引率するのだ。 現在の日本…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第15章(後半)

ハリーをつかまえていた大グモが、「アラゴグ!」と呼んでいる。 その声に応えて、小型の象ほどもあるクモが現れる。 犬や猫が人間のことばを話さないのに、クモだけが人間のことばを使うのは矛盾していると思うが、それをいちいち不思議がっていたのでは、…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第15章(前半)

学校からダンブルドアとハグリッドがいなくなった。ハーマイオニーは石にされたまま、医務室で面会謝絶になっている。ハリーとロンにとって、ゆううつな日が続くのは当然のことだ。 しかし、当然と言えない記述もある。たとえば「他のほとんどのグリフィンド…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第14章(後半)

ハリーの荷物が荒らされた翌日の朝食後、ハリーはまた謎の声を聞く。 ロンにもハーマイオニーにも聞こえなかったが、ハーマイオニーはいきなり、「たった今、思いついたことがあるの! 図書館に行かなくちゃ!」と走り去る。 この時ハーマイオニーは、謎の声…