2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第11章(前半)への追伸

昨日、「毒ツルヘビって何?」と書いた。 今日、改めて原文の boomslang を辞書でひいてみたら、「ブームスラング。アフリカ南部に生息するナミヘビ科の樹上性の大型の毒へび」とあった。 魔法生物じゃなかった! 「幻の動物とその生息地」に載っていないの…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第11章(前半)

ひと晩かかって腕の骨が治ったハリーは、医務室で朝食をとる。 誰がどこで食事を作っているのかがわかるのは、「炎のゴブレット」に入ってからだ。でも読んでいて気にならなかった。単純に「魔法でパッと出すのだろう」と思っていた。 ハーマイオニーとロン…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第10章(後半)

クィディッチの試合の日の描写は「土曜日の朝、ハリーは早々と目が覚めて…」で始まっている。 何月かは書かれていないが、「賢者の石」11章で、11月にクィディッチシーズンが到来したと書かれているので、この年も11月だろう。 審判は昨年の初試合同様、フー…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第10章(前半)

ある日の「闇の魔術に対する防衛術」の授業のあと、ハーマイオニーはロックハートに話しかける。手には図書室の本を借りるための許可証用紙がある。 「図書室からこの本を借りたいんです。参考に読むだけです」「禁書の棚にあってどなたか先生のサインをいた…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第9章(後半)

前回のブログの最後に「ホグワーツの羊皮紙は、決まった大きさの字しか書けないように『原稿用紙罫の魔法」をかけてあるのだろうか」と書いた。 これを撤回しなければならない。(申し訳ありません!) ロンのせりふに「ハーマイオニーなんか、もう1メート…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第9章(前半)

フィルチがやってきて、硬直した猫に気づく。 この物語の中で、フィルチは最初から最後まで「いやな奴」として描かれている。でも、自分の猫が殺されたと思った時の取り乱しようから、彼が愛情深い人間だということがわかる。 魔法界に生まれながら魔法を使…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第8章(後半)

「絶命日パーティー」の描写が続いている。 わたしはここを読むまで、魔法界のゴーストは地縛霊みたいなもので、ホグワーツの幽霊はホグワーツから離れられないのだと思っていた。しかしニックが「『めそめそ未亡人』は、はるばるケント州から来てくれました…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第8章(前半)

この章は「十月がやってきた」で始まる。前の章から1ヶ月足らずの日数がたっているのだ。 「風邪が流行しだした」「ジニー・ウィーズリーはこのところずっと具合が悪そうだったので…」という記述が最初のページにある。ここだけ読むと、ジニーが風邪をうつ…