2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第4章(後半)

ハグリッドに出会ってダイアゴン横町へやっとたどりついたハリーは、ハーマイオニーに出会い、ロン一家とも再会できた。 そしておどろいたことに、ハーマイオニーの両親がグリンゴッツにいた。マグルの貨幣を両替に来たらしい。 ということは、マグルもダイ…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第4章(前半)

ダーズリー家にドビーがやってきたのはハリーの誕生日だったから、7月31日だ。この日にハリーは自室に閉じ込められ、3日後にロンたちが助けに来た。 そうすると、ハリーは8月4日前後から9月1日まで、ウィーズリー家に居候していたことになる。 ウィー…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第3章(後半)

「隠れ穴」と呼ばれるウィーズリー家にやってきたハリー。勝手に車を持ち出して家を空けたことで、ロンたち3人は母親にこっぴどく説教される。しかし彼女はハリーにとても優しく接する。彼女がハリーの皿にソーセージや目玉焼きを入れるくだりは、質素な食…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第3章(前半)

バーノンに閉じ込められているハリーを、フレッド・ジョージ・ロンの兄弟が助けにくる。窓の外に青い自動車が止まっていて、後部の窓からロンの顔がのぞいていた。ハリーが寝ていたのは2階だから、車は窓の外に浮かんでいるわけだ。運転席にはフレッドが、…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第2章(後半)

台所に置いてあったデザートをドビーが床に落とすのに使った魔法は、浮遊術という名前らしい。物を浮かせて移動させ、そこで落としたのだ。ドビーが呪文を口にした形跡はない。ほかの巻でも、屋敷妖精が呪文をとなえる描写はないので、一般に屋敷妖精は呪文…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第2章(前半)

「賢者の石」で、わたしたち読者はいろいろな魔法界の住人を知った。 動いたりしゃべったりする肖像画、手紙や荷物を運ぶふくろう、グリンゴッツの小鬼、森に住むケンタウルス・・・ そして、「秘密の部屋」のこの章では、屋敷妖精という存在を知る。 「秘密…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第1章

ハリー・ポッターシリーズは全部でひとつの小説で、巻ごとの読み切りではない。 しかしどの巻も、第1章には初めて読む人のための簡単な解説が本文中でなされている。こういう配慮は評価できる。 ただ、巻に番号がついていないのは残念だ。リアルタイムで順…

ハリー・ポッターと賢者の石 第17章(後半)

ハリーが目を覚ますと、ホグワーツの医務室のベッドの上だった。ダンブルドアが上からのぞきこんでいた。かたわらには見舞いのお菓子が積み上げてあった。 意識を失っている間に3日たっていたのだ。 読んでいておどろいたのは、ダンブルドアが「石はもう壊…