2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第13章前半)

ダンブルドアの最初の個人授業は、年度始めのパーティから一週間たたないうちだった。 9章の彼の手紙に「土曜日に個人教授を始めたいと思う。午後8時にわしの部屋にお越し願いたい。今学期最初の一日を、きみが楽しく過ごしていることを願っておる」と書か…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第12章後半)

ホグワーツ校とホグズミード村を結ぶ通りは、ハイストリート通りと呼ばれている。 ホグワーツの正門から村の入り口まで、どのくらいの距離を歩くのだろうか。具体的には書かれていないが、1キロメートル弱というところだろうか。 また、原作者が映画撮影の…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第12章前半)

ハリーは策略をめぐらして手元に残した「上級魔法薬」の教科書を読んでいた。 「ふだんは、ベッドに横になって教科書を読んだりはしなかった。(中略)ハーマイオニー以外の者がそういう行動を取るのは不道徳であり、ハーマイオニーだけはもともとそういう変…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第11章)

六年生になって、どの課目の勉強もきびしくなった。宿題がどっさり出され、多くの科目で無言呪文が要求された。しかしハリーにとって魔法薬学だけは楽だった。プリンスの教科書の書き込みにしたがっていればうまくいったからだ。 ハリーはこの年度、クィディ…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第10章後半)

ダンブルドアとハリーは、ペンシーブを出て校長室に戻ってきた。 ゴーント一家はその後どうなったのか、ダンブルドアは話して聞かせる。オグデンは姿あらわしで魔法省に戻り、他の役人といっしょに15分後に戻ってきた。この15分後というのがおもしろい、瞬間…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(第10章前半)

プリンスの教科書を手にして一週間。ハリーは教科書の書き込みのとおりに魔法薬を調合した。書き込みはしばしば、教科書の指示と違っていたのだ。それがすべてうまくいき、こんなに才能のある生徒はめったにいないとスラグホーンはほめた。 ハーマイオニーは…