2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第32章)

優勝杯はハリーもセドリックも知らないうちに、ポートキーに変えられていた。 ハリーたちだけじゃない。ムーディに化けたクラウチJr.以外、誰も知らなかったのだ。 ふたりは見知らぬ場所にいた。「堂々とした古い館が立っている」と書かれているのは、リドル…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第31章後半)

夕食後、第三の試合が始まった。 第二の試合は湖の中、第三の試合は陸上だが夜。どうして試合を見る人が見づらい場所、見づらい時間帯にやるのだろうか? この理由はわからない。ストーリーの都合だろうか? でも第三の課題である迷路は、べつに昼間でもかま…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第31章前半)

校長室のペンシーブで見たことを、ハリーはロンとハーマイオニーに話し、シリウスにも報告した。 ハリーはしあわせな人間だと思う。もちろん、ヴォルデモートや記憶のトム・リドルにつけねらわれたことや、身に覚えはないのに炎のゴブレットから名前が出てき…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第30章後半)

ペンシーブの中で過去の裁判を見ていたハリーは、突然ダンブルドアに声をかけられて驚く。 記憶の中のダンブルドアに加えて、現実のダンブルドアがそばにいた。 ダンブルドアはハリーのひじをかかえた。身体が空中をのぼっていく感じがして、次にゆっくり宙…

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第30章前半)

校長室の扉の外にハリーがいることを、ムーディは魔法の目で見つけて、ダンブルドアに知らせた。 ハリーは中に入った。部屋の中には、ふたりのほかにファッジ大臣がいた。クラウチ氏がホグワーツ校内に現れたことについて、三人で話していたようだ。 ファッ…