2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
アレクトの指が闇の印に触れたとたん、ハリーはヴォルデモートの心とつながった。 ハリーがヴォルデモートの視点になるきっかけはひとつではないと思うが、このときは「ハリーを捕らえた」という知らせに喜んだ、つまり心の高ぶりがきっかけになったようだ。…
ハリーたち三人はホグワーツの敷地内に入ることを目指してホグズミードにやってきた。そして、アリアナの肖像画とネビルとの案内で、やすやすとホグワーツに入ることができた。このことは期待以上だった。 しかしたどり着いた「必要の部屋」で、二十人もの生…
肖像画の奥のトンネルから現れたネビルは、衣服はボロボロで顔は傷だらけだった。 「君たちが来ることを信じてた!」とネビルは顔を輝かせて言った。そしてアバーフォースを見て「アブ、あと二人来るかもしれないよ」と言った。 「アブ」という略称で呼ぶと…
原作者はこの小説で、何人もの際立ったキャラクターを書き分けている。中でもわたしがもっとも興味を惹かれるのはアバーフォースだ。いつか、アバーフォースを主人公にしたスピンオフ作品を読みたいものだと思っている。 ハリーが生まれる前から、身分を隠し…
26章から最後の36章までの時間の進み方がよくわからない。全部で2日間、あるいは3日間のできごとなのだろうか? 話が目まぐるしく進んで切れ目がない。まさにクライマックスの部分だ。 三人は透明マントをかぶって、姿あらわしでホグズミードに着いた。見…