2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「死の秘宝」ということばが初めて登場するのがこの章。そして、「三つをを集められれば、持ち主は死を制する者となるだろう」ゼノフィリウスは言った。 この「死を制する」のほんとうの意味は、33章のダンブルドアのせりふで明らかになる。なお、「死を制す…
「死の秘宝」と呼ばれるアイテムそのものは、これまでの巻にすでに登場している。 透明マントは「賢者の石」のクリスマスにハリーが入手し、その後どの巻でも活躍した。 蘇りの石は「謎のプリンス」4章、スラグホーンの住まいを訪ねた時に、ダンブルドアの…
三人のテント生活がまた始まった。 ロンが戻った翌日の午後、ハリーとハーマイオニーは初めて「禁句」のことを知った。 「ヴォルデモート」という名前には魔法がかけられていて、誰かがその名を発音すると、ある種の魔法の乱れが起こり、その位置が検知でき…
ハリーは服を着た。 ロンの方は服のまま飛び込んだので、服ごとずぶぬれだった。 あとで、ハーマイオニーに話すところでやっとわかるのだが、ロンはハリーが池に入っていくのを見た。しばらくハリーが上がって来るのを待ったが、何かがおかしいと気づいて池…
8章の結婚式でのリュミエル大おばの話、11章でのリータの新聞記事、そしてハーマイオニーが持ってきたリータの著書。ダンブルドアの生涯に関する情報は、三段構えでハリーの疑念を増大させていった。ハーマイオニーと見張りを交代して寝床に入っても、ろくに…