2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第14章(前半)

前回のブログに書き忘れたが、ハリーが日記の中に入ってリドルの記憶を見たのは、6月13日の日付のページだった。イギリスでは学年末に近い。ハグリッドがこの時退学になったのなら、3年生の終わり頃までの在学ということになる。基本的な魔法は覚えたが、…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第13章(後半)

この章の最初から四分の一ぐらいのところに、「なぜリドルの日記を捨ててしまわないのか、ハリーは自分でもうまく説明できなかった」と書かれている。おそらく、日記の中のリドルの魂が、ハリーの心に働きかけてそうさせていたのだろう。ジニーをあやつれた…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第13章(前半)

章の始めに「ハーマイオニーは数週間医務室に泊まった」と書かれている。本来1時間で元の姿に戻るはずなのに、猫の毛を入れたために数週間も戻れなかった。そこまでの設定にする必要があっただろうか?元に戻るのに丸一日かかったという程度でも、ストーリ…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第12章(後半)

ポリジュース薬が完成した。 薬の材料を調達するのも、それを煎じるのも、主にハーマイオニーがやった。そして、変身する相手の体の一部(この場合は髪の毛)を手に入れる手段を考えたのも、ハーマイオニーだった。睡眠薬を仕込んだケーキを用意して、それを…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第12章(前半)

ハリーは校長室に連れて来られる。 校長室は今後何度も出てくるが、ハリーにとっても読者にとっても、この時初めて見る場所だ。 前章の終わりの描写も含めて、校長室の外見をメモしてみる。 校長室の入り口は、ふだんは普通の壁にしか見えない。廊下にガーゴ…

ハリー・ポッターと秘密の部屋 第11章(後半)

玄関ホールの掲示板に「決闘クラブ」のお知らせが貼り出される。 ホグワーツの生活には、よく掲示板が出てくる。一斉メールのような魔法はないらしい。 生徒たちの会話の中に「フリットウィック先生って、若いとき、決闘チャンピオンだったんですって」とい…